一般財団法人 全日本ろうあ連盟 青年部
Japanese Federation of the Deaf Youth Section
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板橋正邦氏を偲ぶ会に出席しました
9月11日。
福島県福島市にて、偉人が一人亡くなられました。
元連盟副理事長の、板橋正邦氏。
享年77歳でした。
そして11月2日。
全国から惜しまれながら亡くなられた板橋氏を偲ぶ会が、
福島県福島市にてしめやかに執り行われました。
これに連盟青年部から代表が出席しました。
板橋正邦氏は、昨年度の第32回全国ろうあ青年部活動者会議in福島にて、
『ろうあ運動の歴史を語る』というテーマのもと、
今の青年部へ伝えたいことを講演いただいたことや、
また同年の第61回全国ろうあ者大会in山形にて、厚生文化賞を受賞されたことが、
記憶に新しくあります。
かつてアイラブパンフ運動で、
当時の日本国民の1%、120万人分の署名活動を率先して推進した、
板橋氏の存在は非常に大きいものでした。
板橋氏がいなければ、ろうあ者と健聴者をつなぐものがなく、
現在の手話通訳制度がなかったかもしれない、といっても過言ではありません。
青年だった頃アグレッシブに動き、全国を動かしてきた板橋氏ですが、
それから約30年、70歳を過ぎ…
それでもご老体に鞭を打ち、全青活で講演くださいました。
このとき講演くださった板橋氏のアイラブパンフ運動の裏話、
協力いただいた人や仲間の大切さを心に、
しっかり受け継いでゆきたいと思います。
「きこえないひとも、きこえる人も一緒に。人に差はない。」
板橋氏の取り組みがあったからこそ、
今があるのだと、継がれるものの幸せを感じています。
青年部は『未来は青年のもの』を背負い、
板橋氏の言葉や思いを胸に、
これからも歩み続けていきます。
どうぞ、わたしたちを空の上で見守っていてください。
合掌。
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