こんにちは。事務局長の青山です[E:happy01]
先週の7/14(土)~7/15(日)に群馬県前橋市民会館にて「第35回関東ろう者大会」が開催されました!その中で、青年部事業として「第42回関東ろうあ青年のつどい」が併せて開催されました[E:shine]
案内書や、速報などでもPRしましたように青年のつどいでは分科会を2つ設けました。
●入門
●防災
分科会内でどのようなことを学んだのかをちょこっと報告させて頂きます!(≧∇≦)
●入門 ”青年部活動とその意義とは何か?”
講師:関東ろう連盟理事 宮本一郎氏
座長:関東ろう連盟 事務局長 青山 裕香子
<内容>
まず、昔の青年部活動というのはどのようなものだったのか??
→「蛇の目寿司事件」、「自動車運転免許取得運動」など様々な事件により、「ろう者の人権獲得」を目指した運動へとつながっていきました。それまでのろう者の生活は、苦しいものであり、様々な差別を受けていました。。そのため、ろう運動を行い、生活改善へとつなげていったのです。
昔は様々な差別や欠格条項があり、ろう者にとっての壁が分かりやすいものでした。
しかし、現在はIT化によるコミュニケーションツールの拡大、労働に対する不満は昔ほど大きなものではない、自動車免許も取得できるというように、ろう者にとっての問題、壁が見えにくくなっています。
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目的が見えにくい今、青年部活動はどのような意味を持つのか?
本当に私たちにとって必要なのか?必要ないならば、どのような形にしていきたいのか?
などなど、いろんなことを宮本氏にお話しして頂き、参加者同士で意見交換を行ってもらいました。
「入門」分科会の様子♪
●防災 ”被災地支援活動を通して考える防災の在り方とは?”
講師:東日本大震災聴覚障害者救助支援中央本部医療(メンタル)副担当
小海秀純氏
座長:関東ろう連盟 事業部員 梶原 瑞穂
<内容>
大震災で避難した人数は…”34万人”
なんと前橋市と同じ人口になるそうです!!
「震災」を絶対に防ぐことは出来ないので、「防災」ではなく、「減災」が正しいのではないかと討論が始まっています。
それから、「災害」の仕組みを知ることがとても大切。地震発生後、どのようなつながりが出来るのか?その対策はどのようなことを行えばよいのか??
などなど、様々なお話を小海氏よりして頂き、グループに分かれて参加者同士で意見交換(討論)を行いました。
「防災」分科会の様子♪
集合写真♪♪[E:happy02]
そして、翌日の7/15(日)は大会式典が実施されました!
スローガンを読み上げている様子↓
関東ろう連盟青年部長の中西潤部長が式典の司会を務めました[E:shine]
写真を見ると、にこやかですが実際は冷や汗ものだったとか…(笑)
★オマケ★
群馬県のマスコット、ぐんまちゃん!!(男の子と女の子 w)
これから、青年のつどい分科会の報告集を作成予定ですので、もっと詳しく知りたい!!という方はぜひこの報告集を読んで頂ければ…と思っています。完成次第、すぐに報告しますのでお待ちくださいませ~(◎´∀`)ノ
来年は、栃木県鬼怒川温泉近くにて第36回関東ろう者大会が開催されます!!
日時:2013年7月20日(土)~21日(日)
場所:栃木県鬼怒川温泉付近
みなさん、ぜひぜひ来年度もご参加下さい♪(今から予定を空けておいて下さいね笑)
以上