事務局長の青山です。
アジア大会に続いて、行事の報告、第2弾です!(笑)
本当は少しずつ小出しにして、みなさんにお伝えしたかったのですが、まとめての報告になってしまい、ごめんなさい[E:bearing][E:sweat01]
さて、第60回全国ろうあ者大会 が6月6日(水)~6月10日(日)まで京都で開催されました。
第60回と大きな節目であること、また交通が便利なこともあり大会参加者はなんと…!大会史上最高の5,189名がみやこめっせに集まりました!!(゚ロ゚屮)屮すご~~い[E:sign03][E:sign03]
大会のスケジュールは下記URLに掲載されています。
URL:https://conv.toptour.co.jp/2012/jfd2012kyoto/schedule.html
青山の場合は、6月8日(金)から京都入りしまして、分科会を傍聴。翌日の6月9日(土)は青年のつどいに参加してきました。下記スケジュール表は抜粋(簡略)です。詳しくは上のURLにスケジュールが掲載されています。
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< 6月8日(金)>
9時~12時 全日本ろうあ連盟 評議会全大会
13時~17時 <分科会>
第1分科会(防災)
第2分科会(制度改革)
第3分科会(運動)
第4分科会(手話)
第5分科会(教育)
< 6月9日(土)>
9時~17時 全日本ろうあ連盟 評議員会全大会(午前)
青年のつどい(午後)
高齢者のつどい(午後) など
< 6月10日(日)>
10時~17時 全国ろうあ者大会(式典、アトラクション、販売など)
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このように様々な企画が盛り込まれているのですが…、その中でも青年のつどいについてみなさんにお伝えしたいなと思います。
◆青年のつどい◆
大会史上最高の参加人数ということもあり、青年のつどい参加者もものすごいものでした…。なんと300人以上の参加者が集まったのです[E:eye]すごいですね~。
(※青年といっても申込に年齢制限が特にないので、青年部会員以外の参加者もいらっしゃいました。)
今年度の青年のつどいのテーマは「~3・3声明から学ぶべきこと~」でした。
ん?“3・3声明“って何?と思われた方、私もお恥ずかしながら、青年のつどいで初めて知りました。。この声明は何かといいますと…。
? 3・3声明とは ? (※青年のつどい案内より抜粋)―――――――――
昭和40年11月18日、京都府立ろう学校高等学校の生徒全員が学校行事として予定されていた船岡山写生会をボイコットして学校に集まり、その立場を明らかにするビラを全校に配布、生徒集会を開いたということがありました。
青年のつどいでは、この京都府立ろう学校高等部の生徒が授業拒否に動いた背景を知るとともに、当時の若い人は権利主張をどのように捉えていたのか、当時ではどのような影響をもたらしたのか、等を議論します。
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(参考URL:https://conv.toptour.co.jp/2012/jfd2012kyoto/seinen.pdf)
もっと詳しく知りたい方はいろんな資料がありますので、調べてみて下さいね。
この声明について、社団法人京都府ろうあ協会元副会長の小山
貞夫氏が講演をして下さいました。
その講演を踏まえて、特別養護老人ホーム「ふくろうの郷」施設長の大矢氏、札幌聾学校教師の中山氏、15期中央委員の保延氏を交えてのパネルディスカッションが行われました。大矢氏は運動団体、中山氏はろう学校、保延氏は青年部、それぞれの立場から様々な意見が交わされました。
当時は今のように権利が尊重されている時代ではありませんでした。そんな中、「3・3声明」事件が起こり、様々な影響を及ぼしました。私たちろう者の人権、権利とは何か?を改めて考えさせられる内容となっていました。
以下、大会中の写真です。
●講師の小山氏
●パネルディスカッションの様子
(左から順に総合司会の古本さん、大矢さん、中山さん、保延さん)
●大会の様子(すごい人数…!圧巻です。。舞妓さんの踊り披露もありました♪)
大会の速報は大会のHPからダウンロードが出来ます。様々な企画の様子や写真、ろう連盟理事の新役員、体制が掲載されています。
大会HP:http://www.deaf-kyoto.or.jp/roua60.html
(※2013年6月までの公開となるそうです。)
上記サイトだけではなく、全日本ろうあ連盟青年部(中央委員)ブログからも動画がアップされていますので、こちらもぜひチェックして下さいませ。
全日本ろうあ連盟青年部
ブログ URL:http://jfdys.net/
来年は山形県にて開催される予定です。
全国からろう者が集い、様々な情報交換、交流が出来る場となっていますので、今年度参加出来なかった方は、ぜひ来年は山形へ一緒に行きませんか??[E:happy01]
以上