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202111/18

【報告】(一財)全日本ろうあ連盟青年部中央委員会オンライン企画

2021年9月20日(月・祝)に、中央委員会初となるオンライン企画、「(一財)全日本ろうあ連盟青年部中央委員会オンライン企画」を開催しました。全国から96名の参加がありました。

内容は、「中央委員会パネルディスカッション」と、講演「憲法と法律を知ろう」です。

午前の部「中央委員会パネルディスカッション」は、2セッションに分けて行いました。第1セッションは「青年部とわたし」をテーマに、コーディネーターとして安斎美和子、パネリストとして小岩井悠・畦地有香・椋本美郷が、第2セッションは「未来は青年のもの」をテーマに、コーディネーターとして青山裕香子、パネリストとして中村貴恵・大久保ひろみ・椋本潤一が登壇し、中央委員・監事になったきっかけや中央委員になって感じたこと、コロナ禍において心身を健康に保つために工夫していること、地元と中央委員会の活動の違い、目標としている人等を語らいました。三大行事ではなかなか見ることができない中央委員会の活動や中央委員・監事の一面について、より知ってもらうことができたのではないでしょうか。このパネルディスカッションをきっかけに、活動により興味を持つ人や中央委員を目指したいと思う人が少しでも増えてくれたら嬉しいです。

午後の部は、自身も中央委員の経験がある(一財)全日本ろうあ連盟監事 内川大輔氏に、「憲法と法律を知ろう」をテーマにご講演いただきました。一見縁遠くみえ、実は私たちの人権を守る身近な存在である「憲法」と「法律」。日本国憲法がどのように私たちの暮らしや社会に深く関わりっているのか、また、障害者を差別から守るためにどう法律が作られ変化してきたかを、詳細かつ分かりやすくご説明いただきました。国民主権や基本的人権の尊重ははたして今の社会で十分に機能し、私たち一人ひとりの人権が守られているのか。改憲や改正はどう私たちの生活に影響するのか。差別ない社会にしていくためには『社会の当たり前』を疑い、『社会の成り立ち』に関心を持ち、積極的に政治参加し、声をあげ、一人ひとりが社会の一員として公平な社会を築いていく必要があると述べていました。

全国手話研修センターのHPに「手話で日本国憲法」というコーナーがありますので、憲法についてより学びを深めるための参考にしてください☆

青年部のスローガンは、「未来は青年のもの」。これは、未来は青年の「もの」、独占する、という意味ではなく、今の時代を作ったのは先輩で、これからの時代を作っていくのは青年。未来は青年が「担う」、「責任」を持つという意味が込められています。未来は青年のもの!

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