近畿ろうあ連盟青年部代議員会議事録(その2)

1.2005年度総括報告(内川大輔青年部長)

 2005年度は障害者自立支援法が可決されたり、全国手話研修センターの裁判問題や大幅な会員減少などろうあ運動としての課題が浮き彫りになった1年でもありました。聴覚障害福祉とは一体どうあるべきかと考え直す時期であったかもしれません。
 近畿ろうあ連盟青年部で星野美知子前委員長が辞任したため、任期途中で委員長交代を行いました。この突然の委員長交代で、各府県青年部に多大な迷惑をおかけしましたことをこの場をお借りし、心より深くお詫び申し上げます。
 第21回近畿ろうあヤングフェスティバルは京都府で催され、無人島1泊キャンプを実施しました。参加していただいた方々には自然の中で交流を深めてもらい、「仲間作り」を実践していただけたのではないかと思っております。この行事にあたっては、社団法人京都府聴覚障害者協会青年部に協力いただきました。
 第38回近畿ろうあ青年研究討論大会は滋賀県で催されました。たくさんの参加者に恵まれ、「学習づくり」を実践していただけたのではないかと思っております。この行事にあたっては、社団法人滋賀県ろうあ協会青年部に協力していただきました。
 近畿ろうあ連盟青年部の活動拡大として、初めて近畿各府県青年部の組織部会議と機関紙部会議を実施しました。今までなかったことなので、この会議を開催できたことを皆様と共に喜び合いたいと思っています。
 近畿ろう学生懇談会と非公式ながらも懇談を実施し、近畿ろう学生懇談会と定期的に情報交換をしていくことになりました。この動きを受け、新たな青年部拡大につながればと思っております。
 また2006年度より、近畿ろうあ連盟青年部の新しい役員が発足します。より良い関係を築くためにも、各府県青年部のご理解とご協力をお願いします。

<質疑応答>

亀井代議員(大阪)/第38回近畿ろうあ青年研究討論大会のところで、「学習づくり」とあるが、これは何か。

内川青年部長/「仲間づくり」「学習づくり」「要望づくり」の3本柱で青年運動が進められており、その1つのことです。

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