新委員長へインタビュー!

今期で新委員長に就任した、田中啓多さんに、抱負などを直撃インタビューさせていただきました。
活動の真髄を見据えながら、役員全員の絆を大切にする考えが打ち明けられました。

tanaka
──まずは新役員体制が整い、誠におめでとうございます。

(田中委員長)ありがとうございます。これも一重に近畿青年部会員皆様のおかげです。

──今期近畿常任委員長となった田中さん、今のお気持ちは。

(田中委員長)心機一転、という感じですね。常任委員として仕事をして2期目になりますが、今期
で委員長となりました。
多少不安や戸惑いもありますが、気を引き締めて頑張りたいと思っています。

──委員長となって、これからの抱負をお願いします。

(田中委員長)まず私が今思い描いているこれからの近畿青年部は、「これまでのろう青年活動の啓蒙」に力を注ぎたいと思っています。
今の社会ではわたしたちは当たり前のように福祉を受けていますが、昔は我々と同じ若いろう青年には与えられなかったもの。それをろう青年が立ち上がって活動を続け、そして今福祉を受けられるようになっています。
そういった事実を、我々はしっかり心にとどめておかなくてはならないと私は考えています。
当たり前のように感じていることでも昔はそうでなかった。それから今に至るまで、どんな動きがあってどんな苦労があったか。それを今のろう青年の心にしっかり届けられるよう、啓蒙活動に力を入れたいと思っています。ちょっと堅苦しい抱負ですが(笑)、でもやはり楽しく活動を行うということも大切だと思います。だから楽しく遊べる青年部であり、なおかつろう青年活動をしっかり見つめていく…というふうにできたらいいなと思っています。

──なるほど。田中委員長にとって、活動とは。

(田中委員長)私にとって、活動はまず一般会員から始まるものと考えています。だって、ろう青年をとりまく社会や生活から要求は始まるわけじゃないですか。一般会員の声が出てきて、それをまとめて要求にこたえるよう行動する役員が生まれて、そして活動になる。活動の源は一般役員にあると思います。大きな存在なんです。
だから私は、一般会員の声や動きを大切にしながら、それを重んじた活動を目指しています。これは常に私の心の中にありますね。

──素晴らしい考え方ですね。では、田中さんから、今回の新体制に対して期待する
ことはありますか?

(田中委員長)近畿で 期ほど常任委員を経験してきましたが、常々思っていたことは、本当に『つながり』が強いことですね。お互い助け合う精神がすごくあるな、と感じてきました。この関係はぜひともこれからも維持していきたいですね。
役員のみならず、代議員も、一般会員も、年齢関係なく老若男女皆、喜び合えるような関係が一番いいです。幸いにも、今役員の中には立場など関係なしに、良い意味でお互い引っ張り合って刺激しあう雰囲気があると感じています。これはすごく自分にとっても、周りにとってもいい環境を築けるのではと思っています。この役員全員でさらにいい絆を築いていけたらと思っています。

──今よりさらにいい関係を築けるといいですね。

(田中委員長)頑張りたいと思います。

──最後に一言。

(田中委員長)いろいろ不手際な所もあるかと思いますが、責任はしっかり果たせるよう、精一杯頑
張りたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します!

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