一般財団法人 全日本ろうあ連盟 青年部

11月２日～４日、長野県松本市で「第53回全国ろうあ青年研究討論会ｉｎ長野」が開催されました。
「ずくだせ！一人ひとりが輝ける未来のために！」という大会テーマのもと、全国から366人が集い、討論を繰り広げました。
１日目の記念講演では、長野県聴覚障害者協会の内田博幸事務局長と、石川県聴覚障害者協会の北野雅子顧問に講演していただきました。

　　
内田事務局長は、小岩井是非雄氏（長野県松本ろう学校初代校長）の生い立ちや経緯について、北野顧問は自身のろうあ運動の経緯や、運動を共にしてきた仲間の大切さについて語られました。講演を通じて、『仲間とともに道を拓いていくことで未来は輝ける』ということが参加者に伝わったようです。
夜はホテルブエナビスタで大交流会が行われました。全国各地から集まった参加者が歓談し、信州料理に舌鼓を打ちました。中には蜂の子やざざむし、いなごなどの珍味が登場しました。
２日目は、入門講座と分科会（福祉制度・人権・地域・労働・教育）に分かれて講演・討論が進められ、部屋の温度が上がるほど熱のこもった意見交換が行われました。
最終日の閉会式は、全日本ろうあ連盟青年部から2019年度のフランスへの海外派遣報告（第７回世界ろう連盟青年キャンプ、第７回世界ろう連盟青年部総会、第９回世界ろう連盟アジア地域青年部代表者会議）と、各分科会の参加者による発表を行いました。そして、来年度開催地の埼玉県へ引き継ぎ、寒さにも負けず熱く盛り上がった集会の幕を下ろしました。

今大会に参加された皆様、ありがとうございました！
来年は埼玉県で開催されます。来年も沢山の参加をお待ちしております。