「西日本エリア幹部研修会」とは?
持ち回りで開催している各府県青年部役員の研修会です。
例年では2日間にわたって行なわれていましたが、
今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響にて
1日のみの開催となりました。
≪基本情報≫
日程:2020年2月22日(土)
場所:広島市安芸区地域福祉センター
内容:講演「旧優生保護法から見る今の社会問題とろうあ運動」
講師:吉野 幸代氏
(一般財団法人全日本ろうあ連盟 理事)
この講演を聴いて感じたことは、
「今の時代では考えられない」に尽きます。
なかでも印象に残ったのは、「優生保護法」の意味です。
漢字の意味からして、国民にとって優しい法律だと思っていました。
しかし、実際に話を聴けば聴くほど違うことが分かりました。
「優れた命」と「劣った命」を区別する差別的な思想からきており、
実は、とんでもない法律だったのです。
現在、医療技術の進歩は著しく、
新生児の聴覚スクリーニング検査を生後1ヶ月で受けられることにより
昔と比べると、早期発見および早期治療ができるようになりました。
しかし、考えてほしいのは、今後の医療のあり方です。
障害のある子どもが生まれない時代がきても不思議ではないです。
果たして、これは良いことなのでしょうか?
法律に関する講演は難しく感じた部分もありましたが、
考えさせられることが多く、今後の活動に活かしたいと思いました。
夜の交流会では、中国ブロックの役員と初対面でしたが、
趣味等のプライベートな話ですぐ意気投合でき、有意義な時間でした。
数年ぶりに再会したサプライズもあり、
手話言語でおしゃべりするときが一番楽しいですね。
その翌日は、近畿ブロックの参加者と一緒に広島観光してきました。
広島のグルメと言えば、やはり「広島焼」ですね。
食べるのは、約20年ぶりです(長すぎかな?😅)
次はプライベートで広島にきて、もう一度食べたいです。
最後は、みんなとレモン酒を飲みながら、帰路に就きました。
この2日間を振り返ってみますと、
西日本エリア幹部研修会の開催が1日のみとなり残念でしたが、
講演とグループディスカションを通して学ぶことがありました。
来年度は、九州ブロックで開催される予定です。
近畿の皆さん、是非一緒に参加しましょう!
もちろん、皆さんの大好きな交流会もありますよ(笑)