【報告】2021年度近畿ろうあ連盟青年部定例代議員会

2021年4月4日(日)に近畿ろうあ連盟青年部2021年度定例代議員会を開催しました。

(↑田村委員長の挨拶)

今回も新型コロナウイルス感染症流行の影響によりオンライン形式で行いました。
当日は、近畿6府県の青年部代議員21名が出席しました。オブザーバーとして3名の出席がありました。

2020年度の行事や各専門部の活動報告を行いました。
また2021年度の活動方針について活発な質疑応答がありました。
オンライン上でしたが近畿各府県代議員の皆さんと意見交換が出来て良かったです!

全ての議案は満場一致で承認となりました。
出席いただいたみなさまありがとうございました!
2021年度も近畿ろうあ連盟青年部をどうぞよろしくお願いいたします。

また出席された方に感想をいただきました(*^ ^*)


代議員より
2021年度近畿ろうあ連盟青年部の定例代議員会に出席して感じたことは、各府県それぞれの手話表現があって読み取れない所々がありました。
対面形式の場合、各府県の代議員に聞いて教えてくれるけど、オンライン形式ではチャットで文字通訳してくれるが、他の人に手話表現の確認することができないのが不便だと感じました。
僕は、やはりオンライン形式に慣れてないですが、早く慣れるようにしたいです。

代議員より
今回、初めてオンラインでの代議員会に出席しましたが、初対面の人が思ったより多く、また遠方でも出席しやすいという面はオンライン会議のいいところだと思いました。
2020年度の近畿青年部行事は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止やオンライン開催となりましたが、2021年度は検討した上で、集合形式で実施できる行事が増えることを祈ります。

オブザーバーより(近コン)
初めてオブザーバーとして定例代議員会に参加させていただきましたが、常任委員や組織部など近コンにはない組織体制を学ぶことができてよかったです。
今後とも近青近コン合同企画などを通して青年部との繋がりを強くしていけたら良いなと思いました。


(↑最後にみなさんと一緒に撮影しました📷✨)

【報告】第14回近畿ろうあ連盟青年部&近畿ろう学生懇談会合同企画

3月28日(日)に近畿ろうあ連盟青年部(以下、近青)と近畿ろう学生懇談会(以下、近コン)の合同企画を初めての試みのオンラインで実施しました。

実は、毎年合同企画を実施しており今回で14回目でした。
昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止でしたので、2年ぶりの実施となりました!


(↑集合写真)

参加者は17名でそれぞれの団体のことを紹介やミニ講演、グループトークを行いました。
それぞれ写真とともに紹介します。


(↑近青の講演)
近青のミニ講演は「近青の紹介」と「学生に伝えたいこと」というテーマ。
近青の組織のこと、学生と社会人の違いや学生のときにしておいたほうが良いことを話しました。


(↑近コンの講演)
近コンのミニ講演は「近コンの紹介」と「オンライン授業の情報保障」というテーマ。
近コンの設立経緯、コロナ禍でのオンライン授業でどのように情報保障を受けているのか、またその情報保障にどの程度満足しているのかをアンケート統計も含め話してくれました。

質疑応答では、それぞれの団体への質問がたくさん集まり、大変盛り上がりました。
より詳しい内容を聞くことができたと思います。

そのあとはグループに分かれて、「一日のルーティン」を発表しあったり、

(↑グループトークの様子)

「これからの社会をよくしていくために」というテーマで現在困っていることなどを話し合ったりしました。2つ目のテーマはグループでの話し合いの後に、全体へ発表しました。

発表した一部を紹介します。
・公共機関を利用しているときに事故などで振替輸送や電車が止まったとアナウンスがあってもわからない
・病院など街中で誰でもが見られるテレビに日本語字幕がついていない
・レジで「袋要りますか?」など聞かれてもマスクをしていると聞かれていることにも気づかない

解決方法としてレジにはコミュニケーションボードがあればよいことや、音声や音以外の手段も併せて提示してほしいという意見もありました。

日常生活で些細なことに困っても、改善するよう意見を出さないと困ったままになってしまい、同じことが繰り返されると感じました。
また、近コンのミニ講演でオンライン授業の情報保障について知ることで、例えば会社での情報保障や社会での情報保障の参考になる部分があるとわかりました。
今後も継続して年に1回の合同企画を行えられたらと思います。



「近青とは?」「近コンとは?」相互団体紹介のパワーポイントが凝っていて、とても分かりやすかったです。
グループトークではそれぞれ困っていることを出し合い、「飲食店での注文時のコミュニケーションに困る」「聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)の認知度が低く聞かれることが多い」など、同感できることばかりでした。他の参加者も深く頷いている方が多かったので、今後またこのような話し合いの場を設けて、より一歩踏み込んだ意見交換ができるといいなと思いました。

【報告】2020年度近畿ろうあ連盟青年部幹部研修会

2021年3月14日(日)に近畿ろうあ連盟青年部幹部研修会をZoom(オンライン)で開催しました。

(↑深江組織部長による進行)

今回の幹部研修会は、
①講演会
②グループディスカッション
という流れで進行しました。

①講演会について
第20期近畿ろうあ連盟青年部事務局員であり、近畿ブロック推薦中央委員である椋本 潤一が「青年部の道 ~これまでの青年部活動を通して~」について講演してくださいました。
まずは青年部の3本柱(仲間づくり、学習づくり、要求づくり)についてお話いただきました。

(↑青年部3本柱について)

やはり青年部員である上、青年部3本柱について常に復習することも大切ですね。

次は、
・公益社団法人大阪聴力障害者協会青年部
・近畿ろうあ連盟青年部常任委員会
・一般財団法人全日本ろうあ連盟青年部中央委員会
での活動を通して学んだことや未来の青年部に伝えたいことも話してくださいました。

(↑一般財団法人全日本ろうあ連盟青年部について)

②グループディスカッションについて
2つのグループに分かれ、「未来の青年部に伝えたいことは?」をテーマとし、各グループで話し合い、その話し合い内容をそれぞれのグループより発表してくださいました。

(↑話し合いの様子)


(↑Aグループの発表)


(↑Bグループの発表)

・青年部のイメージが真面目すぎる、固すぎるという声が多かったため、何かの方法でアピールすれば、イメージが変わるのでは?
・青年部活動を通して仲間が増えたのがうれしかった。出会いの場を作るのも大切だと思った。
・青年部で出会った仲間たちのおかげで自分のアイデンティティを変化することができた。
などの意見が出てきました。
それぞれのグループで熱く盛り上がったようですね。

今回の幹部研修会を通して初心にかえり、青年部の基礎について改めて勉強になりましたね。
これからも一緒にがんばりましょう。



オンラインで行事に参加するのは初めてだったので、緊張しました。
家から参加できるメリットがある反面、画面が見づらくて皆さんに伝わっているかどうか気がかりでした。
対面での開催も、一日でも早くできることを願っております。


3月14日、近畿ろうあ連盟青年部幹部研修会に参加してきました。
椋本潤一氏の、近畿ろうあ連盟青年部という組織について、これまでの青年部活動を通して感じたことを講演いただきました。今まで漠然としか捉えていなかった近畿ろうあ連盟青年部という組織図を知ることができました。それと同時に、たくさんの人がろう者の生活をより良くするという目的を持って活動していることに感銘を受けました。
これからの青年部に伝えたいことは何か、というディスカッションでは、議論を通して私自身や相手の要求を知る、伝える力を身につけられるということから、「意見のぶつけ合い、議論の場」という意見を聞いた時は、衝撃を受けました。
他にも、青年部活動を通して、自分を知る、認めることができたという意見もありました。
近畿青年部の先輩方々の意見は私自身にとって勉強になるものばかりでした。
私自身、青年部活動を始めてまだ浅いのですが、今回の企画を通して学んだことを今後の青年部活動に活かしていきたいと思いました。

【報告】第11回西日本エリア幹部研修会

2021年2月21日(日)、オンライン形式で西日本エリア幹部研修会が開催されました。

青年部活動の中で広告に力を入れるという狙いで
神奈川県聴覚障害者協会の青年部長である吉田 麻莉氏を講師として招き、SNSについて吉田氏の取り組みを紹介しながら、どう伝えるかどう魅力を共感していくかを学べました。

自分を売る(ブランディング)という要点だったり、

(↑吉田氏の講演の様子)

今のニーズに合った最適な手段、そして所属している団体(本部、役員)や外部(ろう学生、一般大学生)との連携・巻き込み方についても幅広く深く学べる良い機会となりました。


(↑講演後の質疑応答の様子)

参加者の皆さんが楽しく学び、元気な顔も見られたので充実した時間になりました。

来年も是非参加して、皆さんとお会い出来るのを楽しみにしています。

【報告】オンライン交流企画KINSEI Salon

去る2月11日(木・祝)にオンライン交流企画KINSEI Salonが開催されました。

今回は新型コロナウイルス感染症の予防として、Zoomを使用しての交流会でした。
近畿6府県の青年たちがオンライン上ではありますが一堂に集いました。


(↑進行の藤原事業部長)

なかなか会えない日々が続く中、久々にお会いする仲間たちに嬉しさいっぱいでした。
まずは近畿ろうあ連盟青年部の紹介、各府県青年部の紹介がありました。

(↑田村委員長による近畿青年部の紹介)



(↑京都青年部の紹介)

(↑滋賀青年部の紹介)

(↑大阪青年部の紹介)

(↑奈良青年部の紹介)

(↑兵庫青年部の紹介)

(↑和歌山青年部の紹介)

その後、3〜4人に分けてグループを作り、それぞれのグループ部屋(ブレイクアウトルーム)でフリートークを行いました。
40分2セットで、1セットずつメンバーを入れ替えながら交流をしました。


(↑ブレイクアウトルームの様子)

テーマはそれぞれ違うものでしたが、恋愛話や地元の活動での課題など多岐にわたる話題で盛り上がり、楽しいひと時を過ごしました。

まさか、こんなふうにグループごとに分けて交流ができる機能がZoomにあるとは思わなかったので、新しい発見や、地元での企画に使えるかもしれないと考えさせられた時間にもなりました。

次回は対面で仲間達に直接、会ってお喋りがしたいなと感じました。

【報告】2020年度近畿ろうあ連盟青年部中間代議員会

2020年12月6日(日)に近畿ろうあ連盟青年部2020年度中間代議員会をオンラインで行いました。

2020年8月の定例代議員会に引き続き、コロナ禍のためオンライン開催で、近畿6府県の青年部代議員26名が出席しました。

中間代議員会では、近畿各府県の青年部から近畿ろうあ連盟青年部に対する議案・提案・質問が出され、近畿ろうあ連盟青年部の回答をもとに質疑応答が繰り広げられました。
主にコロナ禍で中止になった三大行事に代わる企画の提案や、今後の活動に関する質問がありました。

また上部団体である(一財)全日本ろうあ連盟青年部に対する議案・提案・質問も出され、提出可として取り上げるか審議を行いました。

結果、すべての議案は満場一致で承認となりました。

2020年度はコロナ禍で行事など思うように活動がしづらい日々ですが、オンラインで近畿各府県青年部の代議員と話し合うことができて良かったです。

【報告】近畿青年部オンライン講演会

2020年9月27日(日)に近畿ろうあ連盟青年部オンライン講演会を開催しました。
今回は、2020年9月20日(土)に開催した学習会に引き続き、第2弾になります。


(↑田村委員長の挨拶)

元近青役員2名から「青年部と子育て」「青年部とバスケ」についてお話しいただきました。


(↑小川元常任委員による講演「青年部と子育て」)


(↑安井元常任委員による講演「青年部とバスケ」)

・『近畿・全国・アジアでのデモ行進に参加したことは人生の財宝』
・『Y氏との出会いから、デフバスケでの大躍進』

上記以外にも数えるとキリがないほど、両氏の人生ストーリーは興味深いものでした。
また、似た境遇で育っただけに共感できる部分がいくつかあり、
「10年前の自分はどうだったかな?」と走馬灯のように浮かんできました。

みなさんも「人生のターニングポイント」について考えたことはありますか?
人生は一度っきり。何が起こるか分からないのが人生。
今回の講演会で彼らの人生のターニングポイントを聴き、きこえない自分だからこそ体験できる人生があると考えさせられました。


(最後に参加者の皆さんと集合写真!)

「オンライン企画」は、自宅からでも参加することができ、
これまでなかなか行事に参加できなかった人も、気軽に参加することができます。

今後も、近青はコロナに負けず、様々な企画を計画していきます。
「近畿はひとつ」のスローガンのもと、皆で一緒に活動していきましょう!

【報告】近畿青年部オンライン学習会

9月20日(日)、近畿ろうあ連盟青年部(以下、近青)初の試みとして
オンライン学習会を開催しました。


(↑深江組織部長による進行)

内容は、元近青役員2名による講演で
それぞれ「これまでの青年部活動」と「リーダー論」というテーマでした。

(↑前田元常任委員による講演「これまでの青年部活動」)

リーダー論では、皆と一緒に取り組んでいくタイプ、ワンマンで引っ張っていくタイプ、
明確な目標を設定して取り組んでいくタイプ等、様々なタイプのリーダーがいること。
それぞれ一長一短であることを学びました。
自分はどのようなタイプのリーダーを目指して、皆とどのような活動をしていきたいのか?を考える良いきっかけとなりました。

(↑勝矢元近青委員長による講演「リーダー論」)

「オンライン企画」は、自宅からでも参加することができ、
これまでなかなか行事に参加できなかった人も、気軽に参加することができます。

今後も、近青はコロナに負けず、様々な企画を計画していきます。
「近畿はひとつ」のスローガンのもと、皆で一緒に活動していきましょう!

【報告】2020年度定例代議員会

2020年8月30日(日)に
近畿ろうあ連盟青年部2020年度定例代議員会をオンラインで行いました。

毎年4月に開催している定例代議員会ですが、
新型コロナウイルス感染症の拡大で延期になっていました。

今回、初となるオンライン開催は近畿6府県の青年部代議員26名が出席。
2019年度の行事や各専門部の活動を振り返り、
2020年度の活動方針について活発な質疑応答がありました。

すべての議案は満場一致で承認となりました。

出席された方に感想をいただきました!^^

(奈良)
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今回初めてのzoomを使用しての多人数オンライン定例代議員会でした。
意見が言えるか等不安も沢山ありましたが、無事終えることができました。
定例代議員を通して近畿青年部のことをより知ることができました。
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(滋賀)
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定例代議員会は4月に行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大のため、8月に延期に。
今回は対面ではなくZoomを活用したオンライン形式での開催となりました。
当日は司会と議長がスムーズに進めてくれ、無事に終えることができました。
体制が変わることもあり、終えて一安心!
オンラインの便利さを感じることができたが、逆に直接集まる大切さを知る機会にもなりました。
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2020年度はコロナ禍でのスタートとなりましたが、
近畿一丸となって乗り越え、青年部活動を楽しんでいきましょう!

【報告】第10回西日本エリア幹部研修会 in 広島


 

「西日本エリア幹部研修会」とは?
毎年、近畿・中国・四国・九州の4つのブロックで
持ち回りで開催している各府県青年部役員の研修会です。

 
例年では2日間にわたって行なわれていましたが、
今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響にて
1日のみの開催となりました。

≪基本情報≫
日程:2020年2月22日(土)
場所:広島市安芸区地域福祉センター
内容:講演「旧優生保護法から見る今の社会問題とろうあ運動」
講師:吉野 幸代氏
   (一般財団法人全日本ろうあ連盟 理事)

この講演を聴いて感じたことは、
「今の時代では考えられない」に尽きます。


 
なかでも印象に残ったのは、「優生保護法」の意味です。

漢字の意味からして、国民にとって優しい法律だと思っていました。
しかし、実際に話を聴けば聴くほど違うことが分かりました。

「優れた命」と「劣った命」を区別する差別的な思想からきており、
実は、とんでもない法律だったのです。

現在、医療技術の進歩は著しく、
新生児の聴覚スクリーニング検査を生後1ヶ月で受けられることにより
昔と比べると、早期発見および早期治療ができるようになりました。

しかし、考えてほしいのは、今後の医療のあり方です。
障害のある子どもが生まれない時代がきても不思議ではないです。
果たして、これは良いことなのでしょうか?

法律に関する講演は難しく感じた部分もありましたが、
考えさせられることが多く、今後の活動に活かしたいと思いました。

夜の交流会では、中国ブロックの役員と初対面でしたが、
趣味等のプライベートな話ですぐ意気投合でき、有意義な時間でした。

数年ぶりに再会したサプライズもあり、
手話言語でおしゃべりするときが一番楽しいですね。

その翌日は、近畿ブロックの参加者と一緒に広島観光してきました。

広島のグルメと言えば、やはり「広島焼」ですね。
食べるのは、約20年ぶりです(長すぎかな?😅)
次はプライベートで広島にきて、もう一度食べたいです。
最後は、みんなとレモン酒を飲みながら、帰路に就きました。

この2日間を振り返ってみますと、
西日本エリア幹部研修会の開催が1日のみとなり残念でしたが、
講演とグループディスカションを通して学ぶことがありました。

来年度は、九州ブロックで開催される予定です。
近畿の皆さん、是非一緒に参加しましょう!
もちろん、皆さんの大好きな交流会もありますよ(笑)

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