一般財団法人 全日本ろうあ連盟 青年部

2011年７月30日～31日、石川県金沢市にて、第３０回全国ろうあ青年部活動者会議が開かれました。

この日悪天候に見舞われた地域もあったようですが、頑張って集まってくださいました！

全国から約60名の青年部役員が集まり、金沢市にて二日間、講演や分科会などを行いました。

まず一日目の午後、青年部長の嶋本氏からの挨拶から始まり、

講演の前に、東北ブロック中央委員の佐藤さんから、
東日本大震災に関して現地の様子、これまでの動きの報告がありました。
現地の人が撮影した映像をまとめたＤＶＤを元に、発生時の様子を細かく報告していただきました。

そのすさまじい光景に、参加者誰もがじっと見入り、
その甚大な被害を改めて認識しました。

そのまま、講演に入り、
財団法人全日本ろうあ連盟副理事長の小中栄一氏を講師に招き、
『東日本大震災から学ぶ聴覚障害者制度改革とは？』をテーマに掲げた講演が行われました。

東日本大震災発生から立ち上げられた対策本部の動きや、これまでの動きを細かく、非常にわかりやすく講演くださいました。

また、休憩をはさんで、石川県こころのケアチームの一員として石川県から被災地に赴いた、倉本文代氏からも、自身の体験を写真などを交えて報告いただきました。

どの講演も心にずっしりくるものがあり、それは誰もが感じたに違いありません。
改めて実際に大震災や被災地と直面した人たちによる話で、個々の災害に関する意識がより高まったのではないでしょうか？

二日目は、部長＆会計コース、事務局コース、事業部コース、３つの分科会にわかれ、それぞれの役職に関して討論を行いました。
どれも白熱した討論が繰り広げられました。

また、ミニテストの結果も発表され、今回は静岡の今井さんがなんと優勝、賞品に今年改訂されたばかりの手話辞典が贈呈されました。

おめでとうございます！

閉会式の前に少し時間ができたので、
今年8月に南アフリカにて行われたばかりの、第５回世界ろう青年キャンプの報告会が行われました。

キャンプリーダーの福島さんから、簡単な報告がされました。

なかなか刺激たっぷりの二日間だったと思います。
皆様大変お疲れ様でした！